いまじん

人から学ぶ、花から教わる、自分を変える、そして世界が変わる

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「チベット子ども村の祈り」 インド~ダラムサラ~ 

IMG_5108.jpg

インド北部の町ダラムサラにはチベットから亡命してきた子どもたちが
大勢暮らしている。

中国ではチベット人として生きられないからと、チベットから歩いて
ヒマラヤ山脈を越えてやってくる。

中国警備隊に見つかると法律違反だとして厳しく取り締まられる。

少しの食料を分け合って、空腹に耐えながら、6歳くらいの子どもも
命をかけて歩いてくる。




子どもたちは「チベットこども村」という全寮制の学校で暮らす。
ダラムサラに全部で42あり、6歳から14歳までの子どもたち約1900人が
助け合いながら一緒に生活している。
ここでは生活費も授業料も無料。全て海外からの寄付や援助で支えられている。




1959年にダライ・ラマ法王はインドへ亡命、その年に亡命政府を樹立し、
間を置かずして1960年にチベット子ども村が創られた。
子どもたちへの教育が国の柱になると考えたためである。



学校ではチベット語や、世界に貢献する人材を育てるために英語の授業が重んじられる。

また、チベットの文化や自分たちチベット人としての民族の独自性について考える機会が
設けられている。

インド各地で1万人の子どもがチベット子ども村で学んでいる。
教育の柱はチベット仏教。
問答の時間が設けられている。



「空は永遠だと思う?」

―空が永遠かだって?
 永遠じゃない!


「永遠でなかったら空はなくなるってこと?」

―なくなる!なぜって天気とかで変化するでしょ。
 変化するものは永遠じゃないから。


「天気じゃなくて空そのものは?」

こんな風に問答が続く。


 
他にも「写真の中の花は花か?」など
本来僧侶が寺で行う問答を体験し、チベット人としての自覚をはぐくんでいく。

私が現地へ赴いた時はチベット語が理解できなかったので、
こんな哲学的な話をしているとは
夢にも思っていなかった。







子どもたちはこのチベット子ども村でチベットの文化、伝統、そして
自分たちの生き方を考える。


チベット楽器リンブーを奏でるペルバル君は両親がチベットから逃れてきた
難民2世で、チベットに行ったことがない。

「私たちには国がないから
他の国の子どもが一歩前進したら
私たちは二歩も三歩も進まないといけない」

と彼は言った。


1959年から50年もの亡命生活を続けるチベット難民たち。
チベットを知らない子どもたちとチベットから逃れてきた子どもたちが
この学校で気持ちを一つに学んでいく。


このようなチベット子ども村で学ぶ子どもたちはインドに約1万人いる。

難民は毎年2000人も国境を越えてやってくる。

近くて遠い故郷と家族を想いながら、50年で一体どれだけの人たちが

悲しい別れを繰り返してきたのだろう。




今も信仰の自由と表現の自由が許されないチベットで

大切な我が子に想いを託し、無事を祈りながらインドへ送り出す親が大勢いる。

もし、問答で子どもたちがこう聞いたらどう答えるだろう。



「僕たちは いつかチベットに戻れる?」

   ―戻れるよ

「それはどうして?」

   ―それは・・・



世界には、平和を愛し、それぞれの民族性を理解し、抑圧され

命の危険に晒された人々を守りたいと願い、声を上げる人が

必ずいるから。



と、答えられる世界にしていきたい。



☆再放送予定☆

BS1 「アジアンスマイル」

9月16日(水) 午前9:35~9:55(メジャーリーグ休止の場合放送)

9月20日(日) 午後11:40~翌0:00




IMG_5137.jpg

IMG_5139.jpg
women who are weaving.@Dharamsala




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ジャンル: 日記

India/Tibetの話  :  trackback 0   :  comment 2  : 

コメント

当たり前の教育が当たり前にできない祖国か~。
日本人だって日本人としての自覚を育てる教育なんてしてないかも。というかそんなこと表に出したらたたかれちゃうね!
祖国で何不自由なく幸せに暮らせるって、実はすごいことなんだなって思ったよ。
2009.09.14 Mon 15:14 : URL : nahoko #- : 編集 :

そうだね、日本だとライトレフトと極端な議論に発展しやすいからね。
昔大学でやった郷土愛っていうところ辺りが私はしっくり来るけどなぁ。
帰る家、帰る場所、帰る国があるってことが
どれだけ幸せなことか、それは本当にそのとおりだと思う。
世界にいる難民の数ってどれくらいかと思って今ネットで調べてみたら
UNHCRの統計2008年1月時点で3167万人だって。
家や故郷があったのに、その場所を捨てなければならなかった人たち
なんだよね、みんな。
2009.09.14 Mon 15:52 : URL : mame #- : 編集 :

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